6・8ルールとは

インターネット上で新聞購読契約のトラブル等を見かけるのですが、新聞の訪問販売は、特定商取引に関する法律によって規制されています。ですから、契約内容を明らかにする書面 ( 契約カード ) を受け取ってから8日以内であれば、無条件で申込みの撤回 ( クーリングオフ ) をすることが出来ることになっています。
ですから、納得いかない契約は、お客様も販売店も双方にメリットないですから、販売店にご連絡することをお薦めします。

そして、新聞販売店間の新聞勧誘の際の景品競争が過熱して、公正な競争を阻害することを防止するため、新聞社によって構成される新聞公正取引協議会が、「新聞業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約(新聞公正競争規約)」という自主規制を作成しています。

この規約にあるのが、6・8ルールです。
これは、景品の範囲を「取引価額の100分の8又は6ヶ月分の購読料金の100分の8のいずれか低い金額までの範囲」と定めています。
通常、契約期間を1年、2年していたら取引価額が高くなりますから、"いずれか低い金額"ですので、6ヶ月分の購読料金の100分の8が適用になります。

業界で、6・8、6・8と呼ぶ訳は、ヶ月分の購読料金の100分の8=%なので、6・8、6・8と云っているのです。

ですから、景品提供の基準額というのは
セット地区(朝刊・夕刊のある地区)だと定価3,925円×6ヶ月×8%となりますから、1,884円が制限金額となります。
統合地区(朝刊のみの地区)だと定価3,007円×6ヶ月×8%となりますから、1,443円が制限金額となります。

そして、新聞公正協議会がこの規約に違反する事実があると認めたときは、違反者に対して、

  1. 違反行為の停止又は撤回
  2. 実害補償又は復元
  3. 謝罪及び広告
  4. 違約金の支払い(最高200万円)
  5. その他必要な措置をとることができる

となっています。

現場に身を置く人間の一人として、この6・8ルールは遵守していくべきものとして重く受け止めています。

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